読書感想 鈴木貴博さん著『格差と階級の未来』

こんばんは、むくまるです🐶

 

昨晩、ネットで大学の先輩の名前で検索してみたところ、2人会社の社長になっていました。

 

完全独立なのか、関連会社への出向なのかまでは分かりませんが、凄いですよね。

 

他にも上級研究員とか1級建築士とか技術士とか凄い肩書きばかり。

 

自分もちょっとだけ資格取得の意欲が湧きました😅

 

 

さて、久しぶりに1冊本を読みました。

 

鈴木貴博さん著『格差と階級の未来』です。

 

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非常にわかりやすく、読み応えのある内容でした。

 

今年度時間がたくさんあったMukumaruは主にYoutubeで資産運用を勉強し、自分でもNISAを始めていたので、割とすんなりと理解できました。

 

もし勉強していなければ、理解できなかった、というよりそもそもこの本を手にしていなかったかもしれません😅

 

資本主義の世界では格差が拡大するが、近年のIT・グローバル化によってさらに大きくなり、今後AIによってより一層格差は拡大していく。

そのような状況下でどのような対応をしていけばよいのか?

 

というのがこの本の命題となっています。

 

この本の内容を大きく3点で述べるとすると、

 

①経済格差(この本では「富の食物連鎖」と表現されている)は資本家が労働者からの搾取により拡大し、搾取の対象が労働者→機械→人工知能(AI)と変化して、格差は甚大なものになる。

 

②資本家の立場にいなければ年収1000万以上のいわゆる高給取り層も搾取の対象となっている。むしろ搾取される割合は大きい。

 

③①の搾取に対しての対応策としては2つしかなく、

 Ⅰ あきらめて自分の給料の範囲内でスマホ、コンビニを楽しむ生活を送る

 Ⅱ 自分も投資家になる

 

です。

 

のっけから搾取、搾取と共産主義を匂わせる表現が連発されるので、なんだこの人マルクス主義者かいな?と思いましたが、違います。

 

極めて冷静に現状と将来を分析、予測しているのです。

 

①、②についてはなるほど納得の解説がなされています。

 

一番大切なこれからの対応策③についてですが、

私はⅠは絶対いやですね❎

 

これはあきらめというより人生の終焉ではないでしょうか。

 

少額ではありますが、コツコツと貯蓄を資産運用して、少しでも豊かな将来、老後にしたいです。

 

このような現況だからこそ、NISAやiDeCoといった制度は出来たと言っても過言ではありません。

 

そもそもお金の話を汚らわしいと思う、いや思わされている日本人は本当に損をしていると思います。

 

一部のお金持ちはそこら辺はよくわかっていて、こっそりと運用を続けているんですよね。

 

少額であってもコツコツと長期間運用していけば20年後には大きなリターンとなる。

 

それを達成するには投資先はアメリカだ❗と力説されています。

 

アメリカの経済、グローバル企業の数、成長率、人口増加率等どれをみても日本とは比べものにならないくらい規模が大きいんですよね。

 

NISAの銘柄に世界株式ってあるけど、半分以上はアメリカが占めていますもんね。

 

日本も応援したいけど、しっかり運用しようと思えば、アメリカ以外の選択肢はない、リスクが大きいと言えるかもしれません。

 

むくまるもおじさんですが、本格的な老後まではまだまだ時間がはあるので、しっかりと資産運用(投資)して、楽しみながらお金を増やしていきたいです。

 

では、また次回に。

 

おやすみなさい😴