人生振り返り④(高校時代Ⅱ)

昨日の続きになります。

 

私立高校の進学クラスに入学し、親元から離れての寮生活がスタートしました。

 

寮生活スタート時の脳天著直撃ショックは前回のとおり😅

 

それからも色々と思春期ならではのトラブルや勉強関係のストレスが舞い降りてきます。

 

自分の高校も含め、当時は学費を無料にして各地から優秀な生徒を集め、実績を伸ばそうとする私立高校の動きが活発になりつつある時代でした。

 

現在は県内どこの私立高校も大なり小なり特進クラス的な制度があって、無償化の影響からか自分にあった校風の学校を選ぶ生徒が多くなっているようですね。

 

さて、自分が入学した時も県内各地、さらには県外からも優秀な生徒がたくさん集まってきていました。

 

特進クラスは最初は40人程度いたと思います。

(それから足切り的に学年が上がることに5名程度少なくなっていきました💦いわゆる普通クラスへの格下げです)

 

入学してから最初のテストがありました。確か、内容は中学の復習+α程度だったと思います。

 

私は13位でした。

 

全く嬉しくはなかったですが、クラスメイトや寮の同級生のメンバーと話していると、中学の時のクラスとは明らかに学力レベル、一般的な知識も高い連中であることは肌に感じていたので、心の中で「のし上がってやるぜ!!」と誓ったのです。

 

要領がいい方でないことを自分でわかっていたので、コツコツと寮で勉強しました。

 

授業も特進クラスは明らかにコマ数が多く、恐ろしい先生もいたので(※2年生になってからが特に強烈でしたので、後述します)、厳しいなとは思っていましたが、予備校の授業のような単に受験対策の枠にはまらない楽しい授業をしてくれる先生もいたので、楽しくもありました。

 地理のO先生。本当に楽しかったです😃

 

余談ですが、数学の先生で専門が確立・統計なのに霊の話をする先生もいました👻

 

コツコツやり続けたのがよかったのか、1年生の年はじわじわと成績が伸び、後半では5位以内に入るくらいになりました。

 

特に成績がよかったのは英語と化学でしたね。英語はやればやるだけ伸びるのが自分でも分かるので肌に合っていたかもしれません。

 

しかし、全教科トータルの成績は順調な中で、天才肌の奴との圧倒的な差を見せつけられてしまう教科が立ちはだかります。

 

ズバリ、数学です。

 

自分なりに色んな問題集や参考書を買って応用力をつけようと頑張りましたが、難しい問題であればあるほど必要になるのは努力ではなくひらめきなんですよね。

 

同級生でめちゃくちゃ数学のできる奴がいましたが、そいつは本当に授業を聞いただけで全ての問題をスラスラ解いてしまうような天才だったのです。

 

そいつは学校の宿題はあっという間に終わらせてグースカ寝てしまう奴だったので、こっそりそいつの部屋に忍び込んで自分が解けなかった問題の回答を見せてもらったりしました。

 

そしてそいつの頭脳に感動、嫉妬したものです😅

 

自分も小学校低学年時は算数の天才少年と言われていましたが、井の中の蛙も蛙、めちゃくちゃ狭いエリアの中でチヤホヤされていただけで、所詮は計算が速いだけのはな垂れ小僧だったのです。

 

また、別の回で書きますが、その高校時代の数学の天才も国立トップ大学に合格したものの、そこでは周りが凄すぎてストレスが溜まり、苦しんでいたようですが・・・

 

ちょっと脱線しましたが、寮ではそれなりにみんな勉強していたのですが、自分は特に勉強ばかりしていると思われていたようで、先輩からも「お前、ガリ勉やね」とか言われたりしました。

 

この頃すでに自分には勉強しかないと思い込んでいた私は心の中で「ガリ勉で結構。何か悪い?」くらいにヒネた高校生になっていました😁

 

そして、2年生に上がるのですが、そこで一生忘れることのできない超強烈にキャラの濃すぎる教師たちとの出会いが待っていたのです!!

 

また、最初は大人しかった、というより上級生に押さえられていた同級生の自我が増大し、進学クラスの中でもグループ化が進んでいくことになります。

 

さらに内容が濃くなりますし、長くなるので、続きは次回に。

 

では、おやすみなさい😪