覚えるだけでは通用しない

こんばんは、むくまるです🐶

 

先週末はちょっと季節違いの雨が降りました☔

 

そして、今日月曜は晴れましたが、昼間はムシムシと暑かったです。

 

暑いと我が家の冬野菜が虫に食われやすくなるので、ちょっと冷え込んでくれた方が野菜的にはありがたいです😅

 

 

さて、子供の定期テスト今週木曜に迫りましたが、理科のメインは生物です。

 

生物はほとんど暗記してしまえばOKのイメージがありますが、やはりそうは問屋が卸さないのがテストというもの。

 

ワークは①基本、②練習は早めに終わったので、学校で配布されている「理科ノート」という問題集に先週は取り組んでいました。

 

その中で気になる問題がありました。

 

デンプンを2つの試験管に入れ、片方は唾液を入れ、もう片方は唾液を入れず、さらにそれを2つずつ試験管に分けて、その片方はヨウ素溶液、もう片方はベネジクト水溶液と反応させるという設定。

 

すでに上の文章を読んで「なんだこの実験??」と思う人が多いのではと思います。

 

整理すると、以下の4種の試験管が出来るわけです。

 

1 デンプンを唾液と反応させたものにヨウ素

2 デンプンを唾液と反応させたものにベネジクト液

3 デンプンそのままにヨウ素

4 デンプンそのままにベネジクト液

 

ヨウ素液はデンプンに反応し、ベネジクト水液は唾液によりデンプンが変化したブドウ糖麦芽糖に反応するので、

 

1 デンプンを唾液と反応させたものにヨウ素液 → 変化なし

2 デンプンを唾液と反応させたものにベネジクト液 → 赤褐色に変化

3 デンプンそのままにヨウ素液 → 青紫色に変化

4 デンプンそのままにベネジクト液 → 変化なし

 

となる訳です。

 

この実験はちゃんと教科書にも載っていますし、学校で実験もしていることでしょう。

(うちの子供は諸事情により実験していません・・・)

 

いざ問題となると、体系的に整理できずパニックってしまう中学生は意外と多いのではないでしょうか。

 

覚えるべき、理解すべき事は、「ヨウ素液はデンプンに反応し、ベネジクト水液は唾液によりデンプンが変化したブドウ糖麦芽糖に反応する」だけなのに、問題が理解すべき事を難しくしている感があります。

 

簡単なことを難しく見せかける問題は、単に覚えているだけでは通用しません。

 

読解力、整理力の合わせ技でなければ羽が立たない。

 

得点差をつけさせるためにも、このような問題は必要なのかもしれません😅

 

問題文の読み違い、理解の乏しさが目立つうちの子供には何とか頑張ってほしいところです。

 

では、また次回に✋