自己嫌悪のどん底です

こんばんは、むくまるです🐶

 

いつしか、子供との勉強のことを書いたことがありました。

 

うちの子供は学習障害があり、特別支援クラスに入っています。

 

診断が出たのは小学5年生の時でした。

 

以来、少しでも成績を伸ばしてあげたくて一緒に勉強をしてきました。

 

小学6年生になっても足し算・引き算を指を使ってやっている状況だったので、百ます計算を徹底的にやりました。

 

別に家庭教師も付けているのですが、その先生からも驚かれるくらい計算は速くなっていきました。

 

小学校時代の成績は良くはありませんでしたが、絶望的に悪いわけではなく、3段階評価で算数以外はほとんど2、算数は1でしたが、最後の学期は2を取れました。

 

中学生になってから、できないことが露わになってきました。

 

まず、入学してすぐの能力テスト?的なものがあったのですが(内容は小学校の復習)、全教科が最下位に近く、偏差値は40未満でした。

 

これは、かなりショックでした。

 

勉強ができない方ではあるけど、そこまで底辺に位置しているとは想定していませんでした。

 

小学校では順位、偏差値は出たことがなかったので、数字上で思い切り現実を叩きつけられました。

 

中学1年は実力テストはなく、定期テストのみです。

 

テスト範囲も事前にはっきり教えてくれるし、学校で習った基本的な内容をしっかり復習しておけば、平均点は取れるものと思っていました。

 

しかし、現実は甘くありませんでした。

 

特に苦手なのでが、全教科を通じて文章問題、記述問題です。

 

文章問題は、答えをアウトプットする前に、頭の中で一旦整理する必要がありますが、これが全く手も足も出ないのです。

 

1番分かりやすいのが数学、国語です。

 

計算問題はミスもありますが(※同じようなミスが多い)、時間はかかるけど自力で答えが出せます。

 

これが文章問題になると、回答欄は完全な白紙です。

 

解答用紙がハッキリと答えを書かれている欄、書かれていない欄に別れるのです。

 

文章の意味を理解する能力の欠如というより、文章から四則計算のどれを使えば答えが出るという推測する能力が圧倒的に欠けているのです。

 

先日1次方程式の文章問題をやってみたのですが、全く理解が及ばないので、思い切りレベルを下げて小学生用のネットにあったフリー教材の文章問題をさせました。

 

初歩の初歩、小学3年生の算数の文章問題です。

 

『1個50円の消しゴムを10個買いました、代金はいくらですか。』

 

この問題に対し、「うーん」と悩むのです。

 

そして、50-10 を計算しようとしていました。

 

「何算をしないといけないかな?」の問いに対し、また「うーん」

 

「わからないなら、足し算、引き算、かけ算、割り算の4つを全部やってみて。それっぽいのが答えになるやろ」と言い、やってもらうと、

 

やっと「500円」の解答に。

 

しかし、次の日同じような問題をやらせると、頭がリセットされて再び悩むのです😢

 

消しゴムがノート、ジュースに変わるだけで別の問題と認識してしまい、フリーズ。

 

こんな感じで、いけないいけないと思いつつ、連日キレてしまい、子供に辛辣な言葉を浴びせてしまいます。

 

「小学校に入り直す??」

「小学生のいとこに勉強教えてもらう?」

「公文を小学生とやり直す??」

「どこの高校も行けないよ。どうする??」

「これだけできない自分をどう思う??不思議じゃない?」

「学んだことを忘れる能力はあるね」

 

などなど・・・

 

もはや虐待レベル。

 

思わず今日は妻に心情を吐露しました。

 

自閉症スペクトラムの診断が出ているのだから、できないことをできるようにすることよりも、できることを伸ばしていった方が良いのでは」との助言。

 

むくまるもそう思うところはあるのですが、今の段階で諦めていいものか。

 

むくまる自身も子供の頃から文章読解力、人とのコミュニケーション能力が苦手で何かと苦労してきましたが、そんな自分でも自己肯定できたのはそれなりに学業成績が良かったからでした。

 

勉強すれば、勉強ができれば何とかなる、救われる。

 

そう思って頑張ってきた。

 

そして、頑張ることで結果がついてきた。

 

その自信と自負があるから、頑張れば、努力すれば誰でも成績は伸びるし、コツコツ頑張って伸びた人を自分以外にもたくさん見てきた。

 

やればできる、そう信じている。信じたい。

 

ブログに吐露せずにはいられない、本日の夜でした。

 

また、次回に。