こんにちは、むくまるです🐶
さて、続きになります。
波乱の幕開けとなった大学生活ですが、毎日の授業にはちゃんと出席していました🏫
スーツ姿のサラリーマンと一緒に地下鉄に乗り、梅田駅まで出て阪急に乗り換え、大学の最寄り駅から大学まで徒歩10分強の道のり。
たまに気分で新聞や牛乳を駅で買ったりしましたね📰
少し通学にも慣れてきた頃に、後に一生の付き合いとなる友人と出会います。
その友人は高校から音楽をやっていて、大学でも音楽サークルに入る予定とのこと。
「興味あるならサーオリ(サークルオリエンテーションの略)に見にいかへん?」
と誘われ一緒に見に行くことになりました。
4月の休日だったと思います。
むくまるは高校時代はほぼ全てを勉強に注ぎ込んだので、大学では勉強以外の何かもやりたいと思っていました。
入学手続きで工学部のキャンパスに行った時にボート部の勧誘がありました🚣
何やら入学手続きの一環のような形での勧誘でしたね😅
強引というか何というか・・・
身長や体重を聞かれました。名前も書いたような気がします・・・。
さすがの勘が鈍い私でも「この部に入ったらヤバそうだ」と直感しました。
実際それは当たっていて、同じクラスで入部した奴が2人いたのですが、あまりのトレーニングのきつさに2人とも廃人のようになっていましたね😓
さて、サーオリ当日。
友達と一緒に色んなサークルを見て回り、お目当ての音楽サークルの野外ライブが始まりました。
そこで、私、人生でも最強かつ最高の衝撃をうけました。
「めちゃくちゃかっこいい❗
あんな風に自分も演奏したい❗」
そのサークルはジャズサークルだったのですが、一般的にイメージされる夜のBARでながれているようなしんみりおしゃれ系のジャズではなく、メインはビッグバンドという約20人のリズム隊+管楽器で編成されるバンドでした。
この演奏を初そして生で見たむくまるはその迫力と格好良さに完全に心を奪われました。
こんなにかっこいい音楽があるんだって。
自分も練習したらあんな風にできるのかな。
実は私は子供の頃ピアノを習わされていました🎹
母親がピアノを自分の子供に弾かせたかったようでして。
途中まではそれなりに楽しんでやっていたのですが、途中から全く興味が無くなってしまい、練習もしなくなって、小学校のサッカーにはまってからは辞めてしまったのです。
それ以来の音楽との出会いでした。
早速友達と入部申込書のようなものに記入して、活動日に見学に行くことにしました。
見学に行った日に、何も音楽経験の無いむくまるは何の楽器をやろうかという話になりました。
これもポイントで、普通吹奏楽とかクラシック系のオーケストラであれば経験者が当たり前で未経験者は門前払いが普通だと思います。
また、私立大学であれば本格的なサークルはやはり未経験者は門前払いだったでしょう。
そういったスタート時点での運の良さはあったのかなと思います。
結局サックスやトランペットといった人気楽器はやる人が多いということもあり、サークルの重鎮であった先輩から勧められた楽器はトロンボーンでした。
トロンボーンという楽器は音程の調節を腕の動きで楽器の長さにより調節するアナログなどちらかというと音域的にも地味な楽器です。
けど、その先輩の音楽やドロンボーンに対する考え方にすっかり心酔してしまい、やり続けることになりました。
ちなみに一緒に見に行った友人は、高校時代はトロンボーンだったけど、高音で目立ちたいということでトランペットをやることに決定。
それからはもう毎日毎日音を出す練習でした。
マウスピースに口を当てて唇の振動で音を出し、舌の動きで音を止めるという基本中の基本から教えてもらい、それは練習しましたね。
今思えば、よく周りの先輩方は教えてくれたと思います😅
はっきりいって経験者が欲しかったでしょうし、面倒くさいと私なら思ったでしょう。
全国コンクールでも結構上位の常連だったので、私を鍛える意外に仕方なかったのかもしれませんが😓
でも、意外に大学からやり始める人って多かったんですよね。
中学、高校と吹奏楽をやってきた人たちは、大学でも続ける人もいるでしょうが、他に新しいことをやりたいとか、それまでが厳しすぎて燃え尽き症候群のようになったりした人も結構いるのかもしれませんね。
さて、実力どころか基本も知らないむくまるでしたが、ジャズに心酔し、学業そっちのけで音楽にはまっていってしまいます。
これから音楽は楽しいだけでなく、非常に厳しい面もあることを身にしみて分かっていくことになるのですが・・・
そして、そこで淡い青春も・・・
続きは次回にします。
ではまた✋